社会福祉法人大阪府社会福祉事業団
高齢者総合福祉施設 四條畷荘
ボランティア活動について
ボランティア活動には、様々なとらえ方がありますが、大切な点は、
☆自主的な活動である。
☆誰か(社会)の役に立つ活動である。
という2点です。
つまり、自分から「やってみよう」「やってみたい」と思える活動で、
誰かの役に立つ活動が、「ボランティア」となります。
言い換えると、
自分だけの気持ちで行動して、相手のことを考えなかったり、
また、やりたくないことをやるのは、ボランティアとはいいがたいです。
施設でいうと、ボランティアさんの気持ちも、
ご入居者の気持ちもどちらも大事ということになります。
ボランティアさんが気持ちよく活動できて、
ご入居者にも喜んでもらえるように、両者をつなぐのが、
ボランティアコーディネーターの役割です。
四條畷荘には、ボランティアコーディネーターがいて、
ボランティアさんの活動をサポートしています。
ボランティア活動による「3つの幸せ」
1.ご入居者・ご利用者の「幸せ」
ボランティアさんが来てくださることで、ご入居者・ご利用者の楽しみが増えて、笑顔が増えます。1日1日が豊かになり、生活の質が上がります。
ボランティアさんが来てくださることで、施設に入ることで途切れがちな、地域社会や人とのつながりが豊かになります。人とのつながりを感じられることは誰にとっても嬉しいことです。
2.職員の「幸せ」
ご入居者の幸せが増えることは、職員にとっても大きな幸せです。施設職員だけでは、がんばっても補えない部分があります。
やることは違っても、一緒にご入居者を
サポートしていただけることは、本当にありがたいことです。
また、ボランティアさんが来てくださることで、
第三者的な視点をいただくことができます。
一昔前は、「施設の常識は、社会の非常識」という言葉がありました。
ボランティアさんの存在が、
施設と社会の間にある壁を取り除いてくれます。
3.ボランティア自身の「幸せ」
ボランティアさんご自身も、社会貢献や学びからの「喜び」が
たくさんあります。
ボランティア活動をされている方々から、
「ボランティアをしていると元気が出る」
「喜んでもらえて嬉しい」
「私たち自身も楽しませてもらっている」
「ボランティア活動から色々と学べる」といったお声を
たくさんいただいています。
ボランティア活動までの流れ
①お電話
お電話で、おおまかなお話を聞かせていただきます。
見学にきていただく日を決めます。
②見学、面談
施設にお越しいただき、活動場所の大きさや雰囲気などを見ていただきます。
また、「こんなことをしてみたい」、「こんなことが不安」など、ボランティアさんのご希望やご質問に対してボランティアコーディネーターが丁寧にお答えします。
また施設側のニーズや、活動される上での注意点などをお伝えします。
③ボランティア活動の実施(初回)
実際にボランティア活動を体験していただきます。
(ボランティアコーディネーターがサポートします)
④当日の振り返り
感想をお聞きしながら、活動を振り返り、今後のことについて話し合って決めます。
楽しく活動を続けていただけることを願っています。どうぞ無理をせずに、できることから始めてください。